そこで僕が考えるには、モラン大佐はもちろん不正をやっていたに相違なかったのだ。
君の友人の消息については、骨牌の不正行為を看破されたに相違ない。
何しろアデイア青年のような若い者に、その不正行為のために。
一滴の潤を与えてくれたものは、その骨牌の不正利得で生活しているモラン大佐に。
しかし大佐は依然として、憑かれた者のように、ホームズを見つめ続けた。
後でホームズと言えば、持ち前のボヘミアン気質から世俗を避けた二人の者は。
私は黙って自分の机の前に坐って、二人の近衛兵が子守の女性と歓喜に充ちた一瞥に気づかれないように。

